初めに
今回はクラウドファンディングの返答品としてゲットしたバイク用ナビについてレビューします。
車やバイクでの旅にナビは必須ですが、スマホでナビができるようになっているので、専用品としてのナビシステムに存在価値を見出せなかった時期が私にもありました。
自動車にはGOOGLE AUTO、Apple CarPlayのシステムが搭載されているため、ケーブルでスマホを接続すれば常に最新のマップデータでナビができるように。「データ古くてこの道無いけど」「データ古くて新しい道に行けない」などがある専用品のナビより優れているのではと思ってしまいます。
バイクの場合はナビ搭載とかないので、スマホをナビ代わりに使用しているのですが徐々にいろいろな不都合が発覚していきます。
不都合の原因はだいたい、直射日光です。夏場はスマホに直射日光が当たりすぎて超加熱&熱暴走&強制シャットダウンのコンボ。ちゃんと動くにしてもスマホの液晶、有機LED、バッテリーにダメージが溜まってスマホの寿命を大幅に縮めてしまうのです。充電しながらは熱がマジやばいし、充電しなかったらすぐ電池が切れてしまう。
なのでバイクでスマホナビはあかんとなるんです。
結果、バイクに付けられるコンパクトナビを探すことに。そしてkickstarterで出会ったのがこちらです。
その名も「BeeLine Moto」
使用感は現代版のログポース
スマホに専用のナビアプリをインストールして、スマホとブルートゥースで接続して使用します。
表示は非常にシンプルで、何km先でこの方向に進んでね、全体の設定された行程のうち今はこれくらい進んだよ、のみ。行ってみればこれ、ワンピースの現代版ログポースですよ。
通常のナビと比べ、こういう交差点で車線が何車線でどの車線にいる必要あって、あと何mで曲がるよ、みたいなこと細かみたいな感じではない。
ただ、どこでどう進んだらいいか分かれば十分と考えれば、ほかのメリットがすごい。
- 本体の電池持ちが30時間。実際の使用感でも1日2日は充電不要で安心感あり。
- スマホの専用アプリによる電池消費はごくわずか。実際の使用感でも朝から夕方までナビしてても大丈夫だった。
- すごく軽いし、小さいし、取り外ししやすい。
- 直射日光に強く、全然バグらない。そして耐水なため、もう耐悪環境って感じ。
- ナビモードのほかに、自転車用のコンパスモードも使える。
(コンパスモードは目的地まで直線距離で何km、方向はこっち、みたいなガチのログポースのモードです。)
電池持ちよい、バイクから離れる時にはすぐ外せるし、戻ってきてもすぐ付けれる。耐水耐日光なのでタフ。私はバイクツーリング行く時、必須の品です。
バイクへの取り付けは専用のアタッチメントが売っていたのでめっちゃ楽。自転車にもアタッチメント付けました。いちいち充電用のケーブル延ばさなくてもええし、雨の日はスマホ充電できない、みたいな心配しなくてよくなる…。
多少のデメリットはある
いいことばっかりっぽいんですけど、デメリットも当然あります。
まず、音声案内は無いです。曲がるとこに近くなっても音声案内してくれません。なので、たまに通り過ぎちゃうんだよね、20km道なりとかだとなぁ。
また、曲がるとこがたまに分かりにくかったり、曲がるとこで直進っぽく指示したりします。この現象は大抵、直角ではなく浅い角度で曲がったり、曲がった後の道が元の道とすぐに並行になったり、特殊なやつだと起こりやすいです。
首都高速みたいなところには向かない気がします。首都高走ったことないので何とも言えないんですけども。
正直、専用アプリの使い勝手が微妙なんですよね。GPSで走ったルートを記憶してくれたり、ルート保存して次回に使いやすいようになってたり、googleナビよりいい点はあるのですが肝心のナビ部分の精度がねー。
だんだんと精度が上がっているため、使い始めたときよりは非常に良くなっている。今では実用できる精度になっているのでより良くなってくれることに期待ですね。本当に初期はひどくて、コースを外れてしまったときのリルート機能は役に立たなかった。
結論的には買い、バイクツーリングには必須
デメリットがナビの根幹部分のため、「これゴミでは?」と思ったかもしれませんが、音声案内無しはすぐ慣れます。ルート精度についてはフォローできませんが、今はリルート機能が正常に動くのでリカバリーは容易です。
メリットがデメリットを補って余りあると思うし、見た目も良い。
私としては普通のコンパクトナビ買うならこれをおすすめしますね。
どこで買う?いくらくらい?
私は145ドル、大体16000円くらいで買いました。(輸送費19ドル。)今は日本サイトで税別20000円で売ってます。英語になりますが、メーカー直販だと149ドルです。
ちなみに自転車用のmotoが無い「Beeline」もあるので間違わないように。amazonでは 「Beeline」 があります。
自転車用はナビモード無しのコンパスモードのみです。
以下にリンク張っておきますので是非どうぞ。
日本の販売サイト
https://tyomac.com/beelinemoto/
海外のメーカー直販サイト