初めに
今回は普通の紐靴をスリッポン化する製品、ズービッツを紹介します。
簡単に説明すると磁石を使って靴紐を結び、靴が脱げないようにするものです。
どんなものか、下のyoutube動画をご覧ください。
ズービッツは靴紐に取り付ける特殊な形の磁石で、紐靴の脱ぎ履きがすごく簡単になります。
磁力が強いため多少のランニング程度では外れないのですが、靴を脱ごうとする力のかけ方だと外れやすくなっており、なかなか考えられている製品です。
こちらは現在進行形のクラウドファンディングではなく、簡単に入手可能な製品です。
使っているなかで感じた利点、欠点を書いていこうと思います。
脱ぎ履きしやすい
まずなんといっても脱ぎ履きがすごい楽になります。特に脱ぐときは、紐をほどくためにいちいちしゃがまなくていいし、すぐ脱げます。
履くときも足をつっこんで磁石をパチンで終了ですから、紐を結ぶよりはもたつきません。
コロナが流行っていてるご時世なので飲み会は少なくなりましたが、靴を脱いで入るタイプの飲み屋とかだと後がつっかえなくて気分が楽でしたね。
靴の選択肢が広がる
私、会社ではスリッポンに履き替えて仕事をしているのですが、一度スリッポンを履いてしまうとあまりに脱ぎ履きが楽すぎて、もうスリッポンしか履きたくなくなるんですよね。
なので新しい靴を買おうとするとどうしてもスリッポンになってしまうんですが、ズービッツがあれば紐靴もスリッポンと同程度の着脱性を得られるので、靴の選択肢を広げられます。
デザインや機能を考えると紐靴のほうがいいものが多く、選択肢も広いですから結構大きいメリットだと思います。
ただし、デメリットもあります。
締め付け力の調整ができない
紐を結ぶ場合だと力加減をその場その場で変えられるのですが、ズービッツの場合はそれが出来ません。
ズービッツを靴紐に取り付けるところを見ればわかると思いますが、調整した際の締め付け力で固定されます。
運動する時は紐靴はしっかり締め付けますが、少し緩めたり、強めにしたりという微調整ができないので、ランニングシューズには向きません。
磁力は強いので強度的には問題ないでしょうが、運動するのにちょうどよい締め付け力となるよう調整するのはめちゃめちゃ面倒、いや出来ないと思います。
調整が面倒
普段使い用の靴に使うとしても適度な締め付け力となるよう取り付けるのは結構手間ですね。まず一発では調整が完了しないです。
調整1回目は程よい力加減にして歩いてみて、具合を見て再調整となるので、最低2回は調整する必要があります。
履いてるとだんだん力加減が変わってくるとかはないので一度決まればいいのですが、何はともあれ面倒っちゃ面倒ですね。
ブーツは無理
ズービッツは上から3つ目までの靴紐の結びを磁石にするものなので、ブーツには適応しません。
一応、足首くらいまでのハイカットくらいであれば大丈夫です。
私はハイカットの冬靴(下リンク参照)に使っています。
めちゃめちゃ楽になる
なんだかんだデメリットはありますが、紐靴をスリッポン化できるのはめちゃめちゃ楽です。製品も構造は単純なため壊れませんし、靴がダメになっても新しい靴に付け替えられることもポイントが高いです。
大きさは3種類あり、Sサイズは子供用、Mサイズは大人用、Lサイズは大柄な人用と考えていいです。
私の靴サイズは26.5cmで、ズービッツはMサイズでぴったりでした。
色も数種類あります。値段は靴一足分くらいはあり、割高感はありますが買ってよかったと感じると思います。
3種類ほど色違いのリンクを貼っておきますので、よろしければ購入してみてください。