初めに
今回は応援投資した電動アシスト自転車「XPLORER」を600kmほど使用しましたので、良いとこ悪いとこを書いていこうかと思います。
組み立てや仕様変更点については別ページでまとめています。そちらに興味があれば下リンクよりどうぞ。
アシスト距離や重量、利点、欠点、コスパ、販売中の類似品など、私見を入れたまとめページは応援購入した時に作成しています。XPLPRERの詳細はMAKUAKEや下の前回ページをご覧ください。
では本題に入っていきます。
過信は禁物
ファットバイクで電動アシストなので砂浜でも問題なく走れるかと思っていましたが、そんな甘くなかったです。
多少湿ってたり、道路に吹き込んでいるくらいであれば問題なかったですが、乾燥しているサラッサラの状態の砂だと結構沈み込んじゃいます。そして、タイヤ径が大きいわけではないのでチェーンと地面との距離が近く、沈んでしまうとチェーンやギアに砂がくっつき始めてしまうんですね。
砂利道とかならタイヤの太さとアシストの力で一切の躊躇なく進めるくらいは安定性があります。
クッション性はそこそこ
ファットタイヤと前後サスペンションの効果で走行中の振動や衝撃は大部分が吸収される、ことを期待したのですが思ったより、という感じですね。
タイヤと前サスペンションの効果はよく出てるんですが、後ろサスペンションは固すぎかもしんないです。気になる場合は要交換ですね。
また、サドルはちと固いので私はクッション性が高いものに交換しています。
ただ、舗装された道路を走行する分には十分な性能だと思います。
電池残量表示は大雑把
ディスプレイから速度や走行距離、現在出力、アシストレベル、電池残量などを確認できます。電池残量はパーセント表示なので結構細かく見れるんだな、と思っていたのですが全然大雑把にしか確認できませんでした。
100%の次は80%、次は60%、50%、30%という感じで大体20%間隔、気持ち5段階の確認表示でした。
また、100%から80%下がるタイミングは満充電から60~80kmほど走った段階なので正確ではないです。
少なくとも一回の充電で100kmは走行できましたので、80%に下がった段階で充電推奨ですね。なんとなくですけど、80%以下での走行はバイクのリザーブタンクを使っているような感覚に近いです。
ただ、電池残量が低下してもアシスト力が低下する感じはなかったです。この点はとても良かったです。
曲がるときは注意
タイヤ径が大きいわけではない、と少し前に書きましたがその影響でしょうか、ペダルと地面の距離も近いんですよね。
なので右に曲がる時に右側のペダルを一番下にしていると、自転車の傾きによってはペダルが地面にあたって削れます。それも思いっきり傾かせたわけではなくてちょっとスピード出てるかな、くらいで地面に当たります。
初めてぶつかったときはめちゃめちゃ焦りました(;’∀’)
他の折り畳み自転車でこんなことはなかったので、使用している自転車フレームが想定しているタイヤ径より、今のファットタイヤの径が小さすぎているんじゃないかなと思っています。
曲がる方向側のペダルを下にしなければ問題ないので、注意すれば済むことです。
思ったより使える
ペダルが安物だったのかすぐ壊れたり、スタンド部品のねじ固定が甘く乗ってる最中に外れそうになったり、細かいところで微妙な箇所があったのですが、電動アシストのタイミングと力がちょうどよい、バッテリー持ちがよい、乗りやすく使いやすいとプラス点が多く、総じて買ってよかったと感じています。
現在、makuakeサイトでは同型式の再販も終了していますが、通常価格となりますが楽天にて販売しています。(2022.11.23時点)
30万弱と高額ですので、リアサスペンション無し、バッテリー容量120kmから80kmへのグレードダウンを可とするなら16万ほどでも電動ファットバイクの購入が可能です。
リアサスペンションによるクッション性向上は、サドルクッションのグレードアップでほぼカバーでき、バッテリーは自分の活動範囲を考えて片道30km以上のとこに行くか考えるといいと思います。
私は120kmもいらなかったな、と感じています。
似たようなものでもっと安いやつが楽天やamazonにはありますが、フル電動のものが多いので注意してください。フル電動の場合は原付扱いなのでナンバープレート取得、ウインカーなどの保守部品取付、免許取得必要あり、ヘルメット着用必要などいろいろ制約があります。
はじめまして、2022/12にXplorer納車しました。電費、エラーまで走ったら170km、現在は残り30%で充電。アシスト1で150km。リアサスがギシギシうるさいのでAmazonで60kg仕様に交換、快適です。チェーン、ペダルにオイルで走りが軽くなりました。